CRC(治験コーディネーター)に転職すると、年収はどう変わるのでしょうか。
結論から言うと、病院看護師より年収はやや下がるケースが多いです。
その理由は、CRCには夜勤がなく、残業も少ないためです。
ただし、働き方は大きく変わります。
夜勤やシフト勤務から離れたい看護師にとっては、転職先として選ばれることも多い職種です。
この記事では、看護師からCRCに転職した経験をもとに、
- CRCの年収の特徴
- 看護師年収との違い
- 実際に働いて感じたこと
について紹介します。
CRC(治験コーディネーター)の年収の特徴
CRCの給与は、基本的に次の構成になります。
- 基本給
- ボーナス
- 残業代(発生した場合)
ボーナスは3〜4ヶ月程度という会社が多く見られます。
夜勤手当がないため、夜勤がある病院看護師と比べると、年収は少し低くなる傾向があります。
看護師の年収
病院勤務の看護師の場合、年収には次の収入が含まれます。
- 基本給
- 夜勤手当
- 残業代
- ボーナス
特に夜勤手当の影響が大きく、夜勤の回数によって年収が変わることも珍しくありません。
そのため、夜勤がある職場ではCRCより収入が高くなるケースが多いです。
看護師からCRCに転職した場合の収入の変化
私の場合も、CRCに転職すると年収は看護師時代より少し下がりました。
基本給だけを見ると、看護師として働いていた頃より少し高い水準でした。
ただしCRCには夜勤がなく、残業もほとんどありません。
看護師の収入には夜勤手当や残業代が含まれていたため、年収全体で見るとCRCの方が少なくなる結果になりました。
この点は、CRCに転職する多くの看護師が感じる部分だと思います。
CRCの給与体系
CRCの給与は比較的シンプルです。
基本給とボーナスが中心で、残業が発生した場合は残業代が支給されます。
私が働いていた会社では、
- 残業はほとんどない
- 残業した場合は10分単位で支給
という仕組みでした。
いわゆるサービス残業はありませんでした。
CRCの働き方
CRCに転職して感じたのは、働き方の違いでした。
夜勤がない
生活リズムが安定します。
土日祝休み
基本的に
- 土日
- 祝日
- 年末年始
- お盆
- GW
は休みです。
病院勤務のように「自分だけ休みをもらう」という感覚はありません。
みんな同じタイミングで休みになります。
定時出勤
看護師の時は、情報収集や準備のため早く出勤することが多くありました。
CRCでは基本的に定時に出勤すれば問題ありません。
オフィス勤務の日はタイムカードがあり、
10分以上前に出勤することは禁止されていました。
直行直帰の日もあり、その場合はタイムカードはありません。
有給が取りやすい
申請すれば希望日に取得できます。
担当している試験の対応が必要な場合は、他のメンバーに引き継ぎをします。
調整すれば、1週間程度の長期休暇を取ることも可能でした。
海外旅行に行く人もいます。
CRCの仕事で大変なところ
CRCにも大変な部分はあります。
医師対応
治験の責任医師は、部長など上級医であることも多いです。
忙しい医師とやり取りするため、無駄のない対応が求められます。
プロトコル遵守
治験では試験計画書(プロトコル)を守ることが重要です。
少しでも間違いがないよう、必ず確認しながら仕事を進めます。
「たぶん大丈夫」という判断は許されません。
判断に迷う場合は、CRAなどに確認します。
事務作業
CRCの仕事には
- 書類作成
- メール対応
- データ確認
などの業務も含まれます。
看護師の仕事とは違い、PC作業が多いのも特徴です。
CRCに向いている人
CRCは次のような人に向いています。
- 夜勤をやめたい
- 土日休みの働き方をしたい
- 看護師以外のキャリアを考えている
- 人間関係のストレスを減らしたい
担当病院を1人で対応することもあり、病棟のような大人数の人間関係が少ない点も特徴です。
まとめ
CRCに転職すると、夜勤手当がなくなるため年収はやや下がることがあります。
一方で、
- 夜勤なし
- 土日祝休み
- 残業が少ない
など、働き方は大きく変わります。
看護師のキャリアの選択肢として、CRCを検討する人も増えています。

